EGBRIDGEに乗り換えようかと
IM(Input Method)は、コンピュータで仕事をするうえで欠かすことのできないツールだ。これまで私は、文字変換に関する信頼性の高さから、何となく、代々ATOKを使い続けてきた。でも、OSをTigerにしてから、どうもモッサリ感が増したような気がしてならない。OSX環境下でのATOKは、これまでも時折不安定なところを覗かせていたから、今更驚きもしないが、こうOSをアップデートするたびにイライラさせられるのでは、精神衛生上よろしくない。というわけで、久々にEGBRIDGEを試用してみた。これ、いいじゃん。。。

これまでも、エルゴソフトは、OSがアップデートされると、いち早くEGBRIDGEを対応させ、それによってATOKとの差別化を図ってきた。現に私も、OSXにいち早く対応したver.13は実際に購入して一時期使っていたことがある。辞書ビューワとの連携やヒラギノ異体字などもいち早くサポートしていたはずだ。Windowsという強力なお得意さんを持つジャスト&ATOKとは違って、新しいことをしなければ存在意義が薄れるという事情もあるだろう。だが、Mac専業のソフトウェア・ハウスが次々に消えていく中で、こういう頑張りを見せる会社は稀少だ。もしEGBRIDGEが存在しなければ、ATOK for Macは今以上に使えないものになっていたはずだ。
そんなわけで、EGBRIDGE。久々に試すと、これがATOKと比べて明らかに素軽い。「ああ、ATOKってほんとモッサリなんだな」と改めて気づかされるほどだ。以前は独特のクセが見られた変換性能も、だいぶまともになったように感じられる。このへんが、ver.15から採用された「スマート・インライン変換」の効果なのだろうか。
それに加え、Tiger環境では、うれしい機能拡張が2つ用意された。1つは、ATOKでもおなじみの履歴変換というヤツ。最初の数文字を打つだけで、過去の履歴から該当する候補を瞬時に表示してくれるというアレだ。ウザイという人もいるだろうが、怠け者の私にとっては、こういう省力化のための機能はとてもありがたい。Tabキーで選択させる方法も悪くない。
もう1つがこれまた魅力的。Spotlight機能を活用したユーザー辞書の自動学習機能だ。
——Spotlightの潜在能力を100%活用するために、辞書トレーナーを一新しました。
Spotlight技術を応用することで、Spotlightに対応するあらゆる文書ファイル、例えばPDF、AppleWorks、MS-Wordなどを解析して、変換辞書に無い言葉を抽出してユーザ辞書に自動的に登録します。
さらに独自開発によりRSSの解析にも対応し、ニュースサイトやブログなどで自動生成される最新の要約情報(RSS)から、今話題となっている言葉を収集することもできます。(エルゴソフト パワーアップキット for Tiger)——
なんかすごいな。。。試しに、過去の仕事で使ったtxtファイルをいくつか読み込ませてみたが、どうやら本当に辞書に登録してくれるようだ。専門的な文章をたくさん書くという人にとっては、魅力的な機能ではないだろうか。
そんなこんなで、私の心は、すでにEGBRIDGEへのSwitchに大きく傾いている。これまでは、正直、ATOKの安定バージョンが出るまでのつなぎ役といった使い方が中心だった。でも、今のEGBRIDGEなら、もしかしたら長いつきあいができるかもしれない。
[...] 【参考】 EGBRIDGEに乗り換えようかと(IN MY ROOM…) [...]