IN MY ROOM…

Vista登場は、Macが見直される最後のチャンスかもしれない

Posted in mac by DorG on January 24th, 2007

Wvistaつい先日、ジャパネットたかたのTVショッピングを漫然と眺めていた。30日に一般向けに発売されるWindows Vista搭載PCの先行予約がすでに始まっており、普段からやたらと肩に力が入っている社員の方が、やたらとVistaの素晴らしさを訴えていた。

その様子を眺めながら不思議な感覚に襲われた。たかたの社員の人たちが強調していたVistaの売り文句が、かつてアップルが強調していたOSXの特徴となんら変わらなかったからだ。

「たかた的」にVistaを売ろうとすれば、確かにあのGUIを訴求するのが手っ取り早いだろう。「たかた」がそうだということは、たぶん全国の電器屋さんの多くもそうなるはずだ。ということは、OSの細かな機能にはほとんど無頓着な一般消費者に対して、これから数カ月間の間、あのトランスルーセント満載のAeroインタフェースや、DashboardとDockを不格好に組み合わせたようなサイドバーや、Spotlightのような検索機能が訴求されるということにほかならない。

この現状はある意味、アップルからすれば、市場にOSXの魅力を訴求する大きなチャンスなのではないか。

「WindowsはMacのコピーである」というセリフは、ジョブズ自身もアップル信者もかねてから負け惜しみのように繰り返し口にしてきたものだが、ジャパネットたかたは(おそらく無意識のうちに)そのことをお茶の間に向けて伝えてくれている。ただし、現状ではほとんどの人がOSXをよく知らないから、十分にそれが伝わっていないだけで。

思うんだが、アップルも家電メーカーを目指すのではあれば、ジャパネットたかたにMacを売らせたらどうか。それが無理なら、せめて自社のCFでOSXのインタフェースをもっと訴求したらどうか。「Vistaってスゴイらしいな」と感心しているお茶の間に対して、熟成されたOSXのGUIを見せつけてやったらどうか。

これから国内で本格化するであろうVistaキャンペーンは、少なくともある購買層をMacに振り向かせる契機になるだろう。ホームユーザーだけでなく、企業ユーザーも。現に米国などでは、Vista登場を機に、社員に使わせるデスクトップOSとしてVistaとMac OS X、それとLinuxとを比較するような企画が雑誌メディアなどで展開されている。

こんなチャンスはこれが最後かもしれない。わたしはそう思うのだが。

Technorati Tags: , ,

Leave a Reply