IN MY ROOM…

エルゴソフトの撤退

Posted in mac, software by DorG on 2008/01/29

日本市場でのMacの売上げが芳しくないという情報は耳にしていたが、ついにこういう形で顕在化してきたかという印象だ。

egword、egbridge パッケージソフト事業終了のお知らせ (エルゴソフト)

こういうがっかり感は、システムソフトの撤退以来だろうか(古いけど)。

ことえりでいいじゃんという人が大多数を占めるなかでは致し方ないのだろうが、仕事でMacを使う身としてはとにかく痛いとしか言い様がない。辛うじてATOKが残っているとはいえ、ジャストがアップルのOSライフサイクルに迅速に対応してくれる保証はないものなあ。

日本語の文章に携わる人がMacを使うという時代は、とうの昔に過ぎ去ったのだなということを再確認せずにはいられない。

これまでMacの日本語環境を支えてくれたエルゴに感謝の意を表しつつも、今後コンピュータで日本語を扱い続けていくことの意義を考えたとき、どうしようもなく悲観的な流れを感じ取ってしまったりもする。

【参考】 EGBRIDGEに乗り換えようかと(IN MY ROOM…)



「Curio 4」の世界を泳ぐ

Posted in gtd, mac, software by DorG on 2007/07/18

わたしの愛用アプリケーションの1つである、Zengobi社のCurio。とかくアップルの動向に注目が集まりがちな昨今だが、こういう優秀なサードパーティ製ソフトウェアが存在するところにこそ、わたしがMacを使い続ける理由がある。

このソフトを一言で説明するのは難しい。乱暴に言えば、ホワイトボードの上で図形を書いてそれを自由に配置したり、タブレットでお絵かきしたりといったことができるドローイング&ブレスト系のツールということになるが、その守備範囲はかなり広い。ベタのテキストはもちろん、ToDo項目やURLリンクやファイルへのショートカット、写真、その他取りこめるものは何でも図形として処理できてしまうので、自由度がやたらと高いのだ。

Webページのブックマーク集として使うのもいいだろうし、プロジェクトのTo Doリストと関連ファイルを1枚のボード上に配置してプロマネ的な用途に使うのもありだろう。また、コルクボード上に写真を貼るようにして簡易的なフォト・アルバムを作るのもいいかもしれない。

そんなCurioがヴァージョン4になって、かなり目覚ましい進化を遂げた。短時間ではとてもレビューしきれないほどだが、2週間ほど使ってみての印象を少しだけ紹介しよう。

まず、新版の大きな特徴の1つがマインドマップ機能のサポート。Curioはそもそも、ワードを含めた図形をポコポコ作って適当にラインや矢印でつなぎ合わせていけば、疑似的なマインドマップを作ることができるのだが、しっかりと情報を構造化して表現したい場合には、やはりこの機能は便利に使える。ちなみに下にあるのは、Curioで試しに作ってみたマップ。

Curio4 Map

専用ツールと比較すれば、機能自体はさすがに見劣りするが、Curio上で作ったマインドマップには、外付けで図形を追加して関連づけたり、ペンツールでグリグリと強調したいポイントをマーキングしたりといった自由が許される。このあたりは、出自がドローイング・ツールならでは。この自由度の高さが、情報が主題から少しでも離れるととたんに表現が難しくなる世のマインドマップ・ツールの欠点を埋めてくれてくれているように思える。

MindManagerのように、マインドマップ・ツールを出発点にして機能をどんどん付け足しているような強力な製品もあるが(最近のツールはだいたいこの方向性だ)、わたしにとっては、ドローイングをベースにしているCurioのほうが気が楽だ。だって、「マインドマップだとしっくり来ない」と思えば、さっさとやめて別の書き方をすればよいのだから。その意味では紙っぽく使えるとも言える。

その他の新機能としては特筆すべきは「サービス」と連携したクリッピング機能であるSnippets。他のアプリで表示されたデータやファイルを「Cmd+Shift+X」のショートカット・キーで、次々と専用スペースの中に放り込んでくれる。Webブラウザでアドレス・バーを選択した状態で利用すればURLが、ページ内を選択していればテキストや画像が、Finder上でファイルを選択していればファイルへのショートカットが──というように、扱えるデータもさまざまだ。

クリッピング・データは、Curioが起動していない間でも保管されるし、複数の文書への振り分けも自在だ。NoteTakerなども似たようなクリッピング機能を持つが、複数ある書類のどれに情報を保管するかを逐一決めなければならないという煩わしさがある。その点、Snippetsは優秀だ。

ただし、サービスを使うため、非Cocoaアプリケーション(例えばFirefox)ではこの機能は使えない。ふだん同ブラウザをメインで使っているわたしにはちょっと辛いが、この機能を使うためだけにSafariを常用してもいいかなと思えるほどだ。QuickSilver用のプラグインを出してくれれば、アプリを問わず利用できるようになるのだが。

そのほかにも、タグづけによるGTDとか、プレゼンテーション機能とか、紹介したいところはいろいろあるが、力が尽きてしまったので今日はこのへんで。また気が向いたら続きを書いてみることにする(マイナーなアプリゆえ、需要はあまりないとは思うが……)。

ちなみに、Curio4の価格は、Professional Editionが149米ドル。Home Editionが99米ドル。既存の情報管理ツールでは満足できないという人にはぜひお勧めしたい。

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OmniFocus:ちょっとした感想

Posted in gtd, mac, software by DorG on 2007/07/08

しばらく前にOmniFocusのベータ・テストのInvitationが届いたが、なかなか試す時間が取れないまま月日が流れてしまった。

omnifocus1.pngGTD系のアプリはメイラーなどと同様、使い込んで初めてその真価が見えてくるものなので、現時点で機能面をああだこうだ言っても仕方ないかもしれないが、Macの世界ではそれなりに名の通ったOmni Groupの新作であり、前評判も高いようなので、少し触ってみての感想などをまとめてみる。

まず、全体の作りからは、アウトライン・プロセッサと従来のタスク管理系ツールのフレーバーを上手にミックスしているなという印象を受けた。「OmniOutlier+kinklessGTD」の思想をブラッシュ・アップしたような感じだ。特に、階層構造で個々のProjectやActionを管理でき、かつその構造をキーボード・ショートカットで自在に変更できるところなどは、ルーツがアウトライン・プロセッサであることを強く感じさせられる。

アクションの関連づけには適しているが、階層が連なる分Next Actionが見えにくくなるというアウトライン構造の欠点を補っているのが豊富なビュー機能。特に、Actionの「内容」を総覧するためのProjectsビューと、その「種別」を総覧するためのContextsビューの2つを明確に区別しているあたりは、よく練られているなと感心する。Action項目をソートしたり、フィルタリングしたりできるFilter機能も充実している。

ついでに言うと、デフォルトではopt+shift+spaceキーで登場するActionのクイック・エントリー画面の使い勝手もなかなかだ。

あえて問題点を指摘するとすれば、Actionの「登録」から「完了」までの間の行動──すなわち「プロセス」とか「レビュー」とか──の支援機能がやや手薄であるように見えること、メイル・メッセージやファイルとの関連づけができないこと、などにやや不満が残るが、そのあたりは使い手の好みによるところが大きいのかもしれない。

ちなみに、わたしは現在、メインのタスク管理ツールとしてMidnight Inboxを利用しているが、両者を比較すると、さすが老舗サードパーティの製品だけあって、GTDシステムとしてのトータルの信頼性の高さは、(α版であるはずの)OmniFocusのほうがすでに上回っていると感じる。Inboxは(だいぶ良くなったとはいえ)今なおバギーだし、クイック・エントリーまわりの日本語入力にやや難がある。

GTDアプリの場合、この信頼性が重要なんだよなあ。信頼できないシステムでは安心して仕事を預けることができなくなるから。

その意味で、乗り換える可能性は大アリなのだが、Inboxには、ローカルのファイルやメイル・メッセージをまとめて引っ張ってくれるAuto Collectという他の製品にない素晴らしい機能がある。もう少し使い込んでみた時点で、あらためて両者の比較を行ってみたい。

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Shadesでカラーパレット拡張

Posted in mac, software by DorG on 2007/06/03

ここのところ、仕事でプレゼンテーション資料づくりに追われている。ここ1週間ほどはテキスト・エディタよりもKeynoteやOmniGraffle Professionalを起動する時間のほうが圧倒的に長いくらい。デザインを他人に任せることができる雑誌づくりがいかに楽であるかを思い知る。

shades作図をしていると、何かと面倒なのが色の指定だ。ふだんなら感覚で適当に指定してしまうのだが、外部に公開する資料になると、それなりに気を遣う必要がある。強調すべきところを強調しつつ、全体のトーンを品良くまとめたいのだが、真剣にやろうとするとエラく時間がかかる。

どうも効率が悪いので、OSX標準のカラーパレットをもう少し便利にできないだろうかと思い、見つけたのがこのユーティリティ。

これをインストールするとOSX標準のカラーパレットにアドオンされるかたちでカラーピッカーが追加され、1つの色に対してHSBモードで複数のバリュエーションを表示してくれる。つまり、色相(Hue)、彩度(Saturation)、明度(Brightness)のいずれかを固定した状態で、関連する色を複数表示してくれるわけだ。これは便利。

OSのカラーパレットの拡張なので、どんなアプリケーションでも使えるのは大きな魅力。18米ドルのシェアウェアだけど、その価値は十分にあると思う。

あとは、kulerで提供されるようなスキーム・データを標準のカラーパレット上で自在に操れたら文句なしなのだが。そういうユーティリティはさすがに存在しないか。。。

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期待を抱かせる「Curio 4」

Posted in mac, software by DorG on 2007/05/22

ある用途に特化したアプリケーションもいいが、さまざまな利用法が考えられる柔軟性の高いアプリケーションも好みだ。そうしたユーティリティ性という意味で言えば、数あるMacソフトの中でもCurioは秀逸ではないかと思う。ドローイング・ツールのようであり、カード型の情報保管庫でもあり、プレゼンテーション・ツールでもある。最も近いのはOmniGraffleかなと思うが、かしこまったOmniとはまたひと味違った魅力がある。なぜかあまり話題にならないけれど。

そんなCurioが、まもなくヴァージョン4にアップグレードされるという。公式サイト上のブログによれば、新版の特徴は以下のようなものらしい。なかなか魅力的な機能拡張だ。

Zengobi’s Blog: Curio 4 is on the way!
curio.png

  • Updated Customizable Interface with Integrated Shelf
  • Mind Mapping
  • Snippets
  • Figures as Tasks: Resources, Start/Due Dates, Priorities, Durations, and Completion Percentages
  • Search Shelf
  • Flashlight – a better Spotlight integrated within Curio
  • Global Tag Sets
  • OPML and Better OmniOutliner Support
  • Copy / Paste messages from Mail
  • Improved Sticky Lines with Connection Point Support
  • Copy Style / Paste Style
  • Presentation Mode Transitions
  • Customizable Inspector Color Tables
  • Improved Brush Tools
  • Improved List Rendering

マインドマップに対応し、タスク管理機能が充実し、プレゼンテーションでトランジションがサポートされる──とまあ、全方位にわたって機能が拡張される模様。もしかすると、ブレストとGTDとプレゼンが一気にこなせるようなツールになるのでは、と期待が膨らむ。オブジェクトに磁石も使えるらしいから作図もきっと楽になるはず。

同ブログでは、「いまヴァージョン3をレジストすれば、ヴァージョン4は無料でアップグレード可能だよ」と告知している。ヴァージョン4で値段が上がるとすれば、いま買っておくのは1つの手かもしれない。円安なのが痛いところだけど。。。

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なぜか可能性を感じる「Papers」

Posted in mac, software by DorG on 2007/05/15

ソーシャル・ブックマークによって、Web上の情報を保管しておくことはかなり楽になった。ローカル環境で使える便利なクリッピング系のツールも多々ある。だが、そうしたなかで、最近、取り回しが不便だなと感じるのがPDFファイルだ。論文やレポートなどのどっしりとしたファイルだと、特にそう思う。

もちろん、PDFを“扱うことができる”クリッピング系ツールは色々あるのだが、論文ファイルなどは今すぐに必要っていうようなものではないので、日々の小ネタやメモ書きなどと一緒に保管しておくのもどうかと思うし、いくら便利になったとはいえ、Spotlightに頼り切ったファイル保管では複数のファイルを行き来する必要が出てくるため面倒だ。

そうした意味で、このアプリケーションはなにげにイイ線を突いているのではないかと思う。
Papers

Papers

Personal Library of Scienceと謳っていることからも分かるように、論文や記事の収集に特化したアプリケーション。タグによる管理はもちろん、筆者名や文献名、発行年など、さまざまな情報を付記して管理することが可能だ。アプリ内でWebページを開き、PDFリンクをクリックすると自動的にPDFファイルがダウンロードされてDBに格納されるというフローはなかなか直感的だし、PDFだけでなく、TeXやXML文書もインポートできる。

あと、個人的にうれしいのが、ファイルを「貯める」「探す」だけでなく「読む」という行為にも配慮されていること。少々長い文章でも、フルスクリーン表示ならさほど苦にせず読むことができる。

PubMedと連動していることから、そもそもは医療・生物学などの論文を管理するために開発されたアカデミズム向けのアプリなのだろうが、それ以外の用途でも十分に使えるなと感じる。

ただし、難点は、インデックス情報の編集でところどころ日本語がうまく入力できない部分があること。IMなどとの相性もあるのだろうか(ちなみにわたしはegbridge Universal 2)。価格は39米ドル。

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MindMeister正式版登場に思う

Posted in software, web by DorG on 2007/05/03

Webブラウザで利用できるマインドマップ・ツールMindMeisterが、ついに正式版になって公開された。

以前から告知されていたように、やはりライセンスは無料のBasicと有料のPremiumの2本立て。Premiumの料金は年間49.90米ドルだという。これは結構微妙な線だ。

BasicとPremiumの大きな違いは、作成できるマップ数の上限の有無(Basicは6つまで)と、ローカル用のマインドマップ・ツールであるMindManagerやFreeMindへのエクスポート機能の有無。とりわけ後者は、本ツールの最も優れた特徴の1つなので、使えないとなるとその魅力は半減してしまう(インポートはBasicでもできるらしいが)。

実はこのMindMeister、ベータ期間を利用して仕事でガンガン使っていた。あるシステム開発の要件を定義するために、社内の人間とマップを共有しながら互いに書き込みを入れながらミーティングを進め、できたマップをFreeMindに書き出して整理したうえで業者さんに渡すというスタイルで作業を進めてきたためだ。こういうやり方ができたのも、「最後にローカルに書き出せばいい」という“出口”に対する安心感があったからこそだと言える。

その意味でこのツールの価値は十分認めているのだが、ユーザーごとのライセンス料が必要ということになると、話がちょっと変わってくるなあ。

こういうコラボレーション・ツールは、はっきり言って「仕事でしか」使わないので、会社に請求を回したいのだが、日本の会計処理と海外のWeb系サービスの決済方法は相容れない部分が多く、何かと面倒なのだ。一時金ならなんとかできても、年ごとや月ごとの支払いが発生するとなるとなかなか稟議が下りない。「クレジットカード支払いの後、経費精算」ってのもスマートじゃない。

このあたり、一般の日本企業はどう処理してるんだろうか。今後、Webコラボレーションを本格的に活用しようとすると、これはかなり大きな障害になると思うのだが。

一方、今回の1.0の公開に合わせて、マップ作成機能のほうも多少グレードアップされた。フォントのサイズやスタイルが変えられたりブランチにノートを添付できたり、それなりに便利にはなったが、期待していたブランチ同士のリンク機能などは盛り込まれなかった。この点だけを見ると、多彩なマップが作れるという点では依然Mindomoのほうが上かなと思う。

結局のところ、Basicの機能だけなら、何もMindMeisterを使わなくてもよいと思うし、かといってPremiumのライセンス料を個人の財布で買う(かつ仕事仲間にも買わせる?)のも敷き居が高い。

1人だけPremiumを購入し、ディスカッションした後でその1人がすぐにローカルへエクスポート──って感じでやればいいのかな? いずれにせよ、頭が痛いところだ。

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Macユーザーだからこそ使いたいWindowsアプリ

Posted in software, windows by DorG on 2007/04/30

MacBook Proを使い始めて約1週間。本業のほうが立て込んでいるため、まともにレビューできていないが、しばらく使ううちに抱いた感想は以下のようなもの。

  1. 動画の処理はさすがに速い
  2. バッテリーはそこそこ持つ印象(少なくともPBG4よりは優秀)
  3. Windowsアプリにもそこそこ面白いものがありそう

というわけで、今回は、3番目のWindowsアプリについて。わたしはWindowsに関してはまったくのド素人だし、商用から自作系までおびただしい数のソフトウェアが存在するWindowsの世界に深入りする気もないが、なかにはMacユーザー(というかわたし自身)の琴線に触れるようなアプリもある。

今回取り上げるのはこれ。

仕事上でアイデアマップやマインドマップをよく作るので、「Windowsで何か使えるものはないか」と思い、見つけたこのアプリ。これがなかなかイケてる。いわゆるカード型のアイデア・プロセッサで、カードを作り、互いにリンクを貼りあうことができるのだが、シンプルかつ洗練されたつくりで、こう言っちゃ失礼だがあまりWindowsっぽくない。

細かい操作法については、公式サイト上に置かれている動画ファイルを見てもらえばよく分かるが、Arrangeボタンでマップ全体が自動レイアウトされたり、カードをランダムにアニメーション表示して思考の広がりを促したりと、心憎い機能を備えている。

これがうれしいことになんとフリーウェア。Macの世界では考えられないなあ。作成したファイルは.txtに書き出せるので、原稿を書いたりするときにも使えるかもしれない。

いずれにせよ、Intel Macを導入してWindows環境を構築したら、ぜひ導入をお薦めしたいアプリケーションだ。

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iPod+Rockbox

Posted in life, music, software by DorG on 2007/04/06

つい先日、デジタル・オーディオ・プレイヤー用のオープンソース・ファームウェア「Rockbox」の存在を知り、机の引き出しで眠っていたiPod photoを取り出して早速インストールした。

Rockbox – Open Source Jukebox Firmware

確かに評判どおり、音の抜けが格段に違う。左右の音を若干クロスさせてスピーカーの音に近づけるというCrossfeedや、かなり詳細な設定が可能なイコライザーのお陰もあって、好みの音、音場が比較的手軽に手に入れられる。これはちょっとスゴいかもしれない。

ただし、欲張ってあれもこれもと設定をいじると、デコードの性能が追いつかないのか、音飛びが発生しやすくなる。それに、バッテリーの減りの早さも驚異的だ。

FAT32フォーマットのプレイヤーでしか使えないので、Macユーザーにはちょっと不便かもしれない。本家のマニュアルには、Mac OS X上でiPodを初期化する方法が書いてあるが、わたしの場合はどうもうまくいかず、職場の同僚のWin機で初期化をしてもらった後、Rockboxを突っ込んだ。

インストールは、公式サイトで配布されているiPodPatcherを使えば別に難しくないし、気に入らなければいつでも純正ファームに戻すことができる。

長らくご無沙汰だったiPodだが、これでまたちょくちょく引っ張り出すことになりそうだ。

rockbox-1.jpg

起動中。。。

rockbox-2.jpg

デフォルトのテーマもスパルタンで悪くないが。。。

rockbox-3.jpg

こういうのも悪くない。

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Kayudaに見るWebコラボレーションの可能性

Posted in software, web by DorG on 2007/03/27

昨今は、Web上でコラボレーション的な流れが熱いのだろうか。なんだかいろんなサービスが続々と出ていて、すごいことになっている。最近では、そういう動きを追いかけることすら面倒くさくなっているが、そんななかでも、密かに期待しているのがこれ。

開発元によると、ヴィジュアルWikiであってマインドマップであってライティング・ツールである──ということらしい。ピンと来ない人もいるかもしれないが、ローカル環境でTinderboxを使っているわたしにとっては結構ツボだ。ポンポンとカードを作り、それらを平面上に並べたり、関連づけたりできる。

kayuda.jpg

似たようなツールとしては、ほかにThinkatureなどがあるが、個々のカードにテキスト(ノート)領域を持つことができるという点で、Kayudaのほうがより広い用途に使えるような気がする。

トップページに書かれている今後のロードマップにも、タグやファイルの添付、検索などが挙げられていて、なかなか魅力的だ。

以前紹介したMindMeisterなど、マインドマップをルーツとするコラボ・ツールも決して嫌いではないが、個人的には「ブレスト」という用途に限れば、マインドマップはあまり適していないように感じる。議事録などの成果物をシェアするならいいんだけど。

その点で、Kayodaのようなカード型ツールには、大いに期待したい。

それにしても、Webツールの世界は、せっかく使い方を覚えても、すぐにもっと魅力的なツールが出てきてしまう。そういうライフサイクルの問題が、使い手から見ると大きなネックになってしまっているように思えるのだが。

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