IN MY ROOM…

自粛期間つれづれ

Posted in life by DorG on 2020/05/04

政府の緊急事態宣言発出から1ヶ月、在宅勤務が本格的に開始されてからは2ヶ月以上が経過した。今日にも延長が発表されるとのことだが、 COVID-19周りの世間動向は自分の力ではどうしようもないし、表層的なニュースに振り回されるのも御免なので、近頃は距離を置いている。

そんなわけで、ニュースもあまり見ない日が続いているのだが、とはいえ書くネタもないので、最近感じたことをいくつか記録しておこうと思う。

▼9月入学制

一見、良いアイデアに思われるが、役所の時間稼ぎに終わる可能性も高い。現在の 6・3・3・4の教育制度の妥当性など本質的な課題に踏み込んで議論するのであれば意味があるが、そうはならないだろう。現在の文科省に多くは期待できない。

▼気候変動と CO2削減

今回のCOVID-19禍によって、CO2の排出削減に依拠した環境保護活動はダメージを受けるのではないか。2020年の世界の温室効果ガスの排出量は過去最大の減少になる見込みだが、パリ協定で定められた努力目標を達成するためには、それでもまだ足りないのだという。

温室ガス減少、過去最大の見込み 新型コロナ影響もパリ協定達成は困難―英分析

これだけの活動自粛をしても追いつかないのだとすれば、それは目標として無理があるということになる。さらに危惧されるのは、実際に CO2が大幅に減ったのに気候変動に大きな効果が見られないという結果が明らかになることだ。そのいずれの場合でも、活動にとっては逆風になるだろう。

▼SNS

Twitterはたまに覗くが、 Facebookはほとんど開かなくなった。そうだよな、SNSはアクティビティを皆でシェアするから楽しいのだよなと再確認。苛つき加減だったり、頭の中の整理がついていないのではと思わされたりするような投稿も目につく。ZOOMなどが一般化したこともあり、ネット上の知り合いとのつきあい方もこれから変わるのかもしれない。

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まんが『日本の歴史』

Posted in book by DorG on 2020/04/25

今回のCOVID-19に伴う各種キャンペーンの中で、個人的に特に嬉しかったのが、小学館の名作である『学習まんが日本の歴史』の無料公開だ。

小学館版学習まんが少年少女日本の歴史

初版が出たのは私が小学生の頃であり、1巻から順に20巻(当時)まで買い揃え、繰り返し読んでいた。なので、私の日本史に関する知識のベースはこのシリーズによって形作られたと言っていい。当時、他の出版社からも歴史マンガは出ていたが、なぜかまったく惹かれなかった。そのくらい、当時の自分の感覚に刺さったのだと思う。

今回、何十年ぶりかに読み返してみて、改めて気づいたことがあった。まず、絵がとにかく丁寧に描かれていること。人物の造形も魅力的だし、時折挟まれる見開きの大判カットも時代の雰囲気を生き生きと伝えている。2つ目は、時代ごとの庶民の視点が随所に盛り込まれていること。古墳づくりに駆り出される村人や年貢の取り立てに苦しむ農民、幕府の倹約令に反発する江戸の町民など、名もなき市井の人々に焦点を当てたストーリーが差し込まれていて、それが時代背景の理解のしやすさにつながっている。権力者をやや斜に構えて捉える視点は、昭和期特有のリベラル思想がもたらしたものかもしれない。

今の時代にはこういう視点は持ちにくいかもしれないなと思いつつ、最近発刊されたという平成の30年間を綴った第22巻を読んでみたら、監修者も作者も変わっており、案の定、まったくつまらない代物となっていた。

歴史というのはやはりストーリーなのであり、語られ方次第で様々な見方が成り立つことを改めて教えられた思いだ。

特に子供たちに読んで欲しい作品。

COVID-19

Posted in life by DorG on 2020/04/08

子供の頃、「ああ、学校行きたくねーな、休みになってくれないかな」などと夢想したことがあったが、まさかそんなことが現実に起こるとは。

高校生の長女は、期末試験の直前に休校になったときには飛び上がって喜んでいたが、最近はさすがに学校が恋しくなってきた模様。部活動のブラスバンドの活動ができないこともストレスになっているようだ。小学生の次女は、所属している合唱団の定期演奏会が中止となり、活動再開の目処も立っていない。

私も3月初めからほぼほぼ在宅勤務。なんとか仕事はできているが集中力を維持する難しさに直面している。単調な生活の中でメリハリをつけるために、家事や料理に勤しむ毎日だ。

長期戦が現実のものとなってきたことで、世の中がなんとなくトゲトゲしているように感じる今日この頃。

人との接触だけでなく、肩の力も8割減にして、ある種おおらかに過ごすしかないかなと思い始めている。もちろん、子供に対する口出し、手出しも8割減で。

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スポーツ中継とテクノロジー

Posted in sports by DorG on 2020/01/07

新年おめでとうございます。

今年の正月は年末に風邪をこじらせてしまい、何年ぶりかの寝正月となった。帰省もせず、ひとり自宅で留守番と相成ったため、久しぶりにテレビでスポーツ観戦を楽しんだ。元日の天皇杯サッカーに始まり、箱根駅伝、そして、大学ラグビーと高校ラグビー。

いずれも競技結果はドラマティックであり十分に楽しめたが、やや気になったのが中継映像だ。最近DAZNやJSportsなどで海外の中継コンテンツに触れる機会が増えたからかもしれないが、たまに地上波のスポーツ中継を見るとその品質に不満を感じることがある。

例えば箱根駅伝。単調な長距離走を飽きさせずに見せるテクニックは見事だが、GPSを活用したタイム差のリアルタイム表示や繰り上げスタートを加味したバーチャル・スタンディング表示など、もう少しデータを活用した中継はできないものだろうかと思ってしまう。もしかしたら各チームの戦術に過度な影響を及ぼさないように自重しているのかもしれないが、ナイキの厚底シューズが及ぼしている影響を考えればどうということはないだろう。

また、サッカーやラグビーの試合では、カメラのカット割りやアングルなどが20年前からあまり進化していないように感じた。海外のサッカー中継であれば当たり前に表示されるオフサイドラインの判定映像、ラグビーW杯でなじんだ上空からのスクラム映像などがなく、スローモーションもあまり有効利用されていない。なんというか、選手との距離が近く感じられないのだ。これでは、VARやTMOなどのビデオ判定を導入しても支障が出るだろう。もっとも、学生ラグビーは予算に限りもあるだろうからW杯並みにとは行かないことは分かるが、今月開幕するトップリーグではどうなのだろうか。

改めて感じたが、スポーツ中継はこれからテレビ局が生き残っていくためのキラーコンテンツとなりうるものだ。4K、8Kとテクノロジーは進化しているのに、それを活かせる資金やノウハウが十分でないとすれば、なんとももったいない話だ。

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AirPods Pro

Posted in iPhone, mono by DorG on 2019/11/01

これまで利用してきたイアフォンが不調になり、ノイズキャンセル機能付きのTrue Wireless Earbudsを物色し始めていた矢先に発売されたので購入。評判どおり、バランスが良く取れたプロダクトだ。強い主張もしない代わりに使い回しの不自由も感じない。その意味で自然という表現がぴったりだと思う。

NCの性能だけでいえば、Boseのインイヤー型であるQC20を最初に購入したときのほうがインパクトを受けたし、音質についてもこれより良いイアフォン/ヘッドフォンはいくらでも存在する。ただ、NC+True Wireless+Apple製デバイスとの親和性というトータルバランスで見たときに、最有力であることは確かだ。

長時間つけていても気にならないだけに、バッテリ持続時間がもう少し伸びると良い(公称4.5時間)とは感じるが、充電時間が短い(5分間の充電で1時間利用可能だという)ので、まあ良しとしよう。

まだ使い始めて間もないため、NCの特性については十分に把握できていない。NCは機種ごとにカットする周波数が微妙に違うので、別のNCでは聞こえていた音が聞こえないことがある。今朝は、駅の自動改札をSuicaで通過するときのピピッという電子音が聞こえず、一瞬、足を止めてしまった。こうしたことは、利用していくうちに慣れていくだろう。

あとは、良く利用する大江戸線の騒音に耐えてくれれば、長く利用できる愛機となりそうだ。

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王者の敗戦に思う

Posted in sports by DorG on 2019/10/27

イングランド 19-7 ニュージーランド

見事なイングランドの完勝だった。

試合が進むにつれてイングランドに親近感を覚えるようになったのは、球出しのテンポの良さやディフェンスの出足の速さなど、ジャパンとの共通点を見たからかもしれない。やはり、エディの教えは今大会のジャパンにも着実に息づいていたということか。

その意味で、イングランドの戦いぶりは、これからのジャパンの進むべき道を示しているともいえる。

一方、15人が自律的に考えて行動すると評価されるオールブラックスだが、この試合では組織としての連携の乏しさが目についた。序盤からセットプレーで劣勢に立ち、そこで生じた焦りが個人のミスにもつながっていたように見えた。

ラグビーは奥深いなと改めて実感。

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清々しい敗戦

Posted in sports by DorG on 2019/10/21

■ラグビーW杯 準々決勝

日本 3-26 南アフリカ

南アフリカがとにかく強かった。選手たちが試合後に語っていたけれど、やれることを全てやり切ったうえでの敗戦。だから、残念ではあるが悲しくはない。むしろ清々しい思いすら抱く。

試合前は正直、「南アさえクリアできれば、ウェールズには勝てそうだから決勝も夢ではないのでは?」などと暢気に考えていた。とんでもなかった。ラグビーの奥深さをまたひとつ思い知ったような気がする。

シンビンによる数的優位、相手の反則・ミスの続発があった前半に1トライでも奪えていれば、もう少し違った試合展開になったかもしれない。でも、それでも勝つのは難しかっただろう。スコットランド戦後半から、ジャパンの選手たちの身体が重そうだと感じていたが、この試合もそうだった。開催国のプレッシャーの中で、強敵相手に連戦をこなすのは並大抵のことではない。フィジカルのコンディションが結果を大きく左右する競技だからこそ、選手層の厚みや決勝トーナメントを見据えたピーキングが必須であり、それができるのがティア1、強豪国ということなのだろう。

あれだけ素晴らしいパフォーマンスを見せ、人々を熱狂させたジャパンでさえ、歯が立たない強豪国がある。そういう環境に身を置けるのは素直にうらやましいと感じる。

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スポーツ観戦の本質

Posted in sports by DorG on 2019/10/16

10歳の娘が、W杯をきっかけにすっかりラグビーファンになった。日本戦はもちろんだが、他国同士の戦いも、テレビを付けていると熱心に見入っている。これまで、ほとんどスポーツ(特に球技)に関心を示さなかった娘だが、そんな子供も虜にする力がラグビーにはある。

娘曰く、「ラグビーはルールが分かりやすい」という。ハッとさせられた。我々大人は、ややもすると細かなペナルティやブレイクダウンの攻防などに目を向けて蘊蓄を語りがちだが、実はラグビーほど分かりやすい力勝負のスポーツはない。ルールで言うなら、野球のほうが遙かに複雑だ。我々が野球を難しく感じないのは、子供の頃から広場で遊んで身につけたリテラシーがあるからだ。

ちなみに、W杯期間中に行われていたサッカー日本代表の試合を見て、娘はこうも言った。「サッカーよりもラグビーのほうが面白いね」。スポーツ観戦に人は何を求めるのか。実は子供のほうが本質を見ているのかもしれない。野球もサッカーもうかうかしてはいられないのではないか。

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ハミルトン vs. フェルスタッペン

Posted in life by DorG on 2019/08/07

先日のF1ハンガリーGPは、個人的に今期最も興奮したレースだった。

F1ハンガリー決勝:ハミルトン、フェルスタッペンとの死闘を制す。レッドブル・ホンダ3勝目ならず

ハミルトンとの激戦に敗れたフェルスタッペン「メルセデスの”余裕”を見た」

最後の最後でハミルトンに抜かれてしまったが、将来、「あれがフェルスタッペンが名実共にスターダムにのし上がったレースだったな」と振り返られるようになるかもしれない。他のマシンを完全に後方に押しやってのマッチレースは、そのぐらいのインパクトがあった。

2ピットストップ作戦を敢行し、きっちり差し切ったハミルトンもお見事。全盛期のシューマッハを思わせるスプリント走法だった。もしかすると、今回のレースはハミルトンのモチベーションに再び火を付ける結果になったかも。しばらく引退しなさそう。

波乱のツール終盤戦

Posted in sports by DorG on 2019/07/27

今年のツール・ド・フランスも終盤戦。昨日は、ティボー・ピノのリタイア、ジュリアン・アラフィリップからエガン・ベルナルへのマイヨジョーヌ交代劇、そして何より悪天候によるレースの短縮と、さまざまなドラマが詰まった濃密なステージだった。

積雹と土砂崩れにより急遽ステージ短縮 ベルナルがマイヨジョーヌを獲得 – ツール・ド・フランス2019第19ステージ | cyclowired

アラフィリップの総合首位陥落は残念だし、ベルナルは確かに強いが、アラフィリップはやはり自ら動くレース運びが似合っている。追う立場になり、攻めるしかない状況に置かれたことで、再逆転もありうるのではないか。

などと書いていたら、こんなニュースが。。。

ツール・ド・フランス第20ステージのコースが59kmに短縮 大雨と地崩れによる緊急措置

59kmか。パンチャー系のアラフィリップにとってステージ優勝の可能性はあるかもしれないが、ベルナルとの48秒差を逆転するのはさすがにしんどいか。